世界遺産としての富士山へ

世界遺産富士山

富士宮市世界遺産のまちづくり整備基本構想(2015策定)

2020年03月03日掲載

中心市街地を対象にした世界遺産のまちづくり整備について

富士宮市世界遺産のまちづくり整備基本構想とは

まちづくり整備基本構想イメージ鳥瞰図イメージ鳥瞰図

富士山の世界遺産登録に伴い、富士山せせらぎ広場隣接地に「世界遺産富士山」の保存管理と情報発信の拠点となる県立の富士山世界遺産センターの建設が当市に決定し、国内外からの来訪者増加など、富士宮市の中心市街地に大きな変化が生じることが予想されます。

そのため、富士山信仰の地としてのあるべき姿を広く市民と共有し、まちの再生を図るべく、世界遺産を生かした今後のまちづくりの指標となる基本的な考え方や具体的な施策をまとめた「富士宮市世界遺産のまちづくり整備基本構想」を策定しました。

この構想では、門前町のにぎわいとおもてなしの心の再生、世界遺産となった貴重な文化的資源・歴史及び富士山の恵みを生かした、世界遺産にふさわしいまちづくりを目指し、現在あるものをただ守るだけでなく、本質的価値を高め、富士宮市に何度でも訪れたくなるよう、「富士山信仰の歴史・文化が香るにぎわいとおもてなしのまちづくり」を進めていくものです。

基本構想策定区域 (コアエリア)

基本構想策定区域 (コアエリア) は中心市街地内にあり、北は富士山本宮浅間大社境内地、東は花と食の元気広場・長屋門、南は世界遺産センター、西は県道朝霧富士宮線 (南北軸) をそれぞれ包括する区域になります。

構想方針

1.浅間大社を中心とした信仰の地にふさわしい空間の創出

富士山信仰の地としてよりふさわしいものとするため、浅間大社境内地を浅間大社の本質的価値を高めるように整備するとともに、神田川ふれあい広場等を富士山の湧水と緑を体感できる空間となるように整備します。

2.浅間大社の門前町としての趣を生かしたにぎわいの創出

地域住民と来訪者が集い、日常的なにぎわいが創出できるよう、歴史ある門前町としての趣を生かし、富士山せせらぎ広場の大鳥居から浅間大社までの動線を参道的遊歩道として整備するとともに、変化と奥行きのある緑と水辺空間、路地空間等を整備し、歩いて楽しい回遊性のあるまちづくりを進めます。

3.地域固有の資源を生かした新たな魅力の創出

地域に根付き継承されている歴史・文化・自然等 (湧水・神社・神話・食文化等) を生かし、誰もが訪れやすく、また訪れたいと思うまちの魅力を創出します。

本編・概要版

富士宮市世界遺産のまちづくり整備基本構想 本編

富士宮市世界遺産のまちづくり整備基本構想 本編

富士宮市世界遺産のまちづくり整備基本構想 概要版

富士宮市世界遺産のまちづくり整備基本構想 概要版

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