ここからサイトの主なメニューです
ここからページの本文です

大宮・村山口登山道

2014年09月19日掲載

構成資産 No.1-2 おおみや・むらやまぐちとざんどう 

史跡富士山 / 特別名勝富士山

現大宮・村山口登山道(Photo by Masaki KIuchi.)現大宮・村山口登山道

概要

富士山は、平安時代末期に登山が行われるようになり、14世紀初めには富士山中で修行を行う修験者が村山を拠点として集まるようになったと考えられている。中世には、修験者・先(せん)達(だつ)に導かれた道者が多く登拝するようになり、16世紀作とされる「絹本著色富士曼荼羅図」には道者が大宮・村山口から富士山に登る様子が見える。

近世には、「村山三坊」(池西坊・辻ノ坊・大鏡坊)が登拝道を管理し、登拝道には山室の他にも「札打ち場」や「中宮八幡堂」、「御室大日堂」などの施設があった。中宮八幡堂は「馬返し」とも呼ばれ、ここまでは馬を利用することができたが、ここから先は徒歩で登山することになっており、金剛杖が売られていたという。18世紀後半から19世紀初頭の大鏡坊の記録によると、大宮・村山口登拝道を利用する道者の数は、御縁年で2,000人前後、平年で数百名程度だったと推測される。

明治39年(1906)、村山を経由せず大宮から直接六合目(大宮・村山口登拝道四合目:標高約2,600メートル)に至る新道が建設され、六合目以下の部分は登拝道としての機能を失った。このため、一部を除き登拝道跡の推定は困難である。世界遺産としての指定範囲は、六合目以上となっている。

登山道

現大宮・村山口登山道(新七合目室)現大宮・村山口登山道(新七合目室)

大宮・村山口登山道は、大宮・村山を経て、山頂の南側に至る道である。指定地は、現在も富士宮口登山道として利用されている六合目以上(県道180号道路敷)。沿道には、山室7軒が営業している。

岩淵鳥居講の鳥居

岩淵鳥居講の鳥居

富士宮口登山道を登っていくと、頂上の手前にある。鳥居の脚部には「平成十六甲申年七月二十四日建立」「奉納 富士川町岩淵鳥居講中」とある。木造。
富士川町岩淵に、十二年に一度、申年に富士山頂へ鳥居を奉納するために登山する、鳥居講という行事が伝わっている。

詳細データ

所在地・問合せ

登山期間

文化財整備計画

登拝道未指定地(六合目以下、大宮・村山口登拝道跡)

大宮・村山口登拝道の指定範囲である六合目から山頂の部分については、文献調査や現地調査を行い、登拝道の歴史を明らかにしていきます。 また、村山浅間神社から六合目までの未指定の範囲は、中宮八幡堂跡・御室大日堂跡等の建物跡や道跡の遺構について、今後の発掘調査を含めた総合調査を実施することができるよう調整を図り、将来的には追加指定を目指します。

お問い合わせ

企画部 富士山世界遺産課 企画係

〒418-8601 静岡県富士宮市弓沢町150番地(市役所3階)
電話番号: 0544-22-1489
ファックス番号:0544-22-1206
メール:sekai@city.fujinomiya.lg.jp

表示 : モバイル | パソコン

ページの先頭へ戻る