| ―金唐和紙(きんからわし)・金唐革紙(きんからかわがみ)― 江戸時代の初めにオランダの交易船によって日本にもたらされた金唐革を、和紙で模造した擬革紙が金唐革紙です。 江戸時代には、袋物や煙草入れ等に加工されていましたが、明治時代になると壁紙として製造されるようになり、海外へも多く輸出されました。大正時代になると需要も少なくなり、戦前には製造が中止されました。 後藤先生は早くから金唐革紙の復原をこころざし、昭和50年に東京の製紙会社倉庫に残されていた型棒を譲り受け、金唐革紙の復原に取り組みました。 後藤先生は、復活させた金唐革紙を「私は和紙を用いたこの工芸金唐革紙を金唐和紙と呼ぶ事にしました。和紙を主にして仕上げた工芸品であるからです。」と言っています。 |